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2008 03,21 01:46 |
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生ハム:プロシュット・ディ・パルマ (Prosciutto di Parma),
或いは硬質のチーズ:パルミジャーノ・レッジャーノ(Parmigiano Reggiano) この2つは是非口にしたいところです。 プロシュット・ディ・パルマ (Prosciutto di Parma)は豚のもも肉を塩漬けにした後、乾燥したところにつる し、熟成させたもので燻上しません。 パルミジャーノ・レッジャーノは、パルマ、レッジョエミリア、モデナ等のエミリア・ロマーニャ地方で 作られたチーズのことで、DOP(Denominazione di Origine Protetta)の認定を受けたものだけが この名をを名乗ることができます。 (日本でなじみのパルメザンチーズは別物です。) 原料は、前日に搾った牛乳を一晩置いて分離した乳脂肪分を抜いたものと当日の朝搾った牛乳を混合したも のを用いるので、1日に1回だけ製造できます。 乳脂肪分はマスカルポーネ・チーズ(Mascherpone)などの原料に 乳清はプロシュット・ディ・パルマ用の豚 の飼料に用いられます。 パスタなどの料理に振りかけて食べるのが一般的で、イタリアで食事をするとよく目にすると思います。 PR |
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2008 03,21 01:01 |
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ピッツァの生地を大きく分けるとローマ風の薄焼きナポリ風の厚焼きの2種類
ピッツァの発祥地は1660年頃のナポリと言われ、現在のものとは少し違います。 そして、写真のようなピッツァ・マルゲリータ(Pizza Margherita)が生まれたのは1889年。 イタリア統一を果たした王女マルゲリータ・マリア・テレーザ・ジョヴァンナ・ディ・サヴォイア (Margherita Maria Teresa Giovanna di Savoia)の ナポリ訪問を歓 迎してピッツァ職人エスポースィトが作ったとされています。 ピッツァ・マルゲリータは生地の上にはトマト、モッツァ レラチーズ、オイル、バジリコが乗っていて 奇しくも、トマトの赤、モッツァレラチーズの白、バジリコの緑が イタリアの国旗と同じ色なのです。 偶然とはいえ、マルゲリータ王女にも縁のある食べ物でしょうね。 ローマ風ピッツァは、パリッとしていてサクサク感が楽しめるピッツァ。 冷めて、しんなりしない内に食べきる方が美味しいです。 ですので、テーブルにピッツァが来たら人のは待たずに食べ始めましょう。 ナポリ風ピッツァは冒頭で述べたように、ローマ風のものより生地が厚いものです。 特に縁の部分が厚みがあり、モチモチした食感が楽しめます。 こちらの方が若干ボリュームが有るので、小食の人は1人で1枚食べきれないかも知れませんね。 |
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2008 03,20 21:58 |
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イタリアにイタリア料理は存在しない!!
その代り、イタリアには地域独自の食文化があるので、一部紹介したいと思います。 北からアオスタ、ピエモンテ、ロンバルディア・・・・ ポレンタ:トウモロコシの粉から作る食べ物 :アオスタ、ピエモンテ等 ピアディーナ(Piadina):ナンのような生地に生ハム、モッツァレラチーズ、トマトを挟んで温めたもの。 5ユーロ程度でバール等で食べられます。:リミニ ポルチーニ:香りの強いキノコ:イタリア各地 タルトゥーフォ(トリュフ):少し硫黄臭がします。味は胡桃のようです。:ピエモンテ州、マルケ州が有名 |
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2007 02,21 16:50 |
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ピッツェッタ(Pizzetta)とは小さなピッツァ(Pizza)やカットしてあるピッツァのことです。
これはイタリア各地に有り、そんなに地域性は有りません。 乗ってくる具材が地域によって、ちょっと変わるくらいだと思います。 お店の看板はピッツェリア(Pizzeria)となっていますが、間口は小さくテイクアウトがメインです。 時間が無くて移動しながら食べたい時、軽くつまみたい時なんかには最適だといえます。 日本にはあまり無いスタイルですけど、私はお手軽ランチに利用することも有ります。 ちょっとだけ食べたいって時に利用してみて下さい。 ピッツェリア ちょっと大き目のピッツェッタ、皿からはみ出ています。 |
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2007 01,31 22:42 |
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ポレンタについてちょっと書いてみます。
ポレンタという食べ物は断りが無い限り、トウモロコシの粉から作られたものを言いますが、 もともとはトウモロコシの粉を使ってはいませんでした。 じゃあ、元々は何を使っていたかと言いますと、実は小麦やソラマメの粉が使われていたのです。 ポレンタがよく食べられるのは、北イタリアです。 北イタリアはアルプスに近いこともあって、山がちで寒く、肥沃な大地はいえません。 冷害等で、作物が育たなければ飢饉に苛まれたというわけです。 1493年にアメリカ大陸に到達したコロンブスがトウモロコシをヨーロッパに伝えたのが起源になりますが、北イタリアで栽培されるようになったのは、1530年代。 寒さにも強く、荒れた土地でも育つ作物だったトウモロコシは当時の人々に非常に重宝されたのだと思います。 鎖国していた日本にトウモロコシが伝えられたのは、1579年ポルトガルから伝えられたそうです。 現在は北海道でたくさん作られていますよね。 (関西ではナンバと呼んだりします。) 作り方は簡単。 大き目の鍋に湯を沸かし、そこに適量塩を入れ、その後トウモロコシの粉を注ぎ入れ、焦げないように混ぜるだけ。 1時間程度混ぜるようです。(少々疲れますね) 私は作ってる所を見たことはありませんが、 出来上がったものは何種類か食べてますので、それをご紹介します。以下参考に。 中にリコッタチーズが入ったポレンタ。@ベルガモ リコッタを加えて煮込んだポレンタ。@ビエッラ チーズの入ってないプレーンなポレンタ。(左は牛煮込み)@ビエッラ 成型してスライスしたものを焼いたポレンタ。@パルマ ポレンタ自体は淡白です。 チーズが入るとかなりコッテリです。(重い) 主食に食べられることが多いようですが、日本人の私にはご飯の方が良いです。 ↑ 冷凍もののポレンタ(湯銭で加熱したら、食べられます。) ↑ 粉から作るポレンタ(こっちは鍋で煮込んで作るタイプです。) |
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